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第40回は小学生女子チーム
東郷ジュニアガールズ監督 池内隆滋 さんです。
東郷ジュニアガールズ池内です。創部以来初めての県大会優勝 全国大会出場を果たし、監督就任3年目でこの様な結果を残せたのには、大変驚いています。、これはひとえに愛知県ソフトボール協会の皆様方 尾張ソフトボール支部の皆様方、東郷町ソフトボール協会の皆様方、各チーム代表監督の皆様方、ご父兄方の御指導・協力・助言あっての賜物と心よりお礼申し上げます。
Q1.初の全国大会出場は大会三位となる大阪松原に惜敗でしたが、県大会と全国大会で試合を迎えるにあたり何か大きな違いはありましたか?
A1.悲願であった県大会優勝を成し遂げ喜んでいたのも束の間、短期間のうちに目標が「全国大会優勝!」になっていた事に戸惑いモチベーションが揚がらない時期が有りました。愛知県代表としての心構え、大会の重要性を選手達と話し合い、スタッフ・ご父兄方が、宿の手配
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から昼食の手配、洗濯、練習会場の手配等していただいていることが選手一人ひとりに伝わり、”チーム一丸”形成されていったように思います。また、2泊以上の宿泊をして公式試合を行うことが初めてでしたので、夜は9時消灯 朝5時起床を守って貰い、寝不足による炎天下での体調不良の回避、選手達の修学旅行の気分で楽しくて仕方ない雰囲気を落ち着かせるようにしました。とにかく、監督(私)が大雑把な性格なのでスタッフ、ご父兄方が先、先を読んで対応した頂き、選手一人ひとりの顔色まで気にかけていただき大変助かりました。体調不良者、ケガ人も無く、無事に帰って来る事が出来ました事に心からお礼申しあげます。 |
Q2.今まで、チームとして県外宿泊遠征はあったのでしょうか?
A2.監督就任当初、東郷ジュニアガールズのイベントの一つとして合宿が有りましたが、私はそのイベントを県外宿泊遠征試合(琵琶湖大会)に変更しました。当然父兄方から猛反対が有りましたが、『必ず子供達の為になるから!』と強引に行った記憶があります。そこで、初めて指導者として県外宿泊遠征試合の難しさを知りました。宿の手配 昼食の手配 洗濯 練習会場有無 朝食の時間 宿泊先から試合会場までの時間等色々有りまた、選手達の飲み物の量とか数えだしたらキリが無いほど沢山管理する事の多さに驚きましたが、この経験があった事で初参加の全国大会でも落ち着いて試合に挑めたと感じています。
また、私は硬式野球をメインに経験している為、投手の事は全然解りませんでした。そこで、同僚でトヨタ自動車女子ソフトボールOGの田中由香里さんに投手育成について色々と指導して頂いた時、熊野ソフトボールキャンプの事を聞き、翌年26年新春少数で参加しました。その時感じた事は、選手にとっても指導者にとても為になると思い、今年はチームで参加し、早朝7:00からの交流試合も始めての経験でとても勉強になりました。大会2日目が第2試合だった為、朝はホテルの時間に合わせ7:00より朝食をとり 試合会場へ出発しました。しかし、朝のラッシュに巻き込まれて、予定より遅れて到着しました。それでも試合時間には余裕がある予定でしたが、第一試合が早く終わった関係で第二試合に「巻き」の指示があり会場に到着と同時にアップも無しでベンチ入り 即 試合開始 !! この時ばかりは、選手達に大変申し訳ない事をしたと反省しました。結果は、勝北SSさん(岡山県)に惨敗しました。地元では、交通事情も分かっている為それなりの余裕を持って行動しますが、県外の交通事情まで考慮した行動の大切さを痛切に感じました。
Q3.全国大会を経て、県大会で六年生の有終を飾る勝利を得ました。全国大会前後での違いがありましたらお教え下さい。
A3.全国大会を通して 集団生活を経験し チームとしてより一体感が強くなった様な気がします。
優勝候補の大阪松原戦にどれだけ自チームが戦えるのか?もしかして大差で負けてしまうのではないか?と不安もありましたが、選手達はのびのびとゲームを楽しみながら真剣に一生懸命に戦っていました。序盤、中盤とあの大阪松原をリードしての試合展開に”もしかして?”と思った瞬間に足元をすくわれ、改めて1点を守り切る難しさを教えられましたし、選手は必死に1点を守り切ろうとした試合展開を経験したことにより、試合運びに余裕が持てるようになったと思います。
最後に関係者の皆様へ
貴重な経験をさせて頂き誠にありがとうございました。これを良い機会とし、更なるソフトボールの発展に微力ながら尽力してまいる所存えでありますので、今後とも、ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
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