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第35回 森 幹晴 さん


第35回は中学生クラブチーム AICHI DREAM RUSH 監督 森 幹晴 さんです。
Q1:選抜チーム監督として出場した第10回都道府県対抗全日本中学生女子ソフトボール大会について
A1:春の都道府県対抗全日本大会は県大会優勝チームからでも9人までしか選ぶことが出来ず、複数の中学校またはクラブから選手を集めなければなりません。今春は自チームを含め7チームから17人の選手に愛知県代表選手として頑張ってもらいました(自チームの選手から全国に行ける選手と行けない選手を言い伝えなければならない
ことが、一番辛かったです。そのためにも選んだ選手には、代表選手としての自覚と責任、プライドをもって臨んでもらいました。)
複数チームから選手選考をしますので、自分自身が見落としていた選手もいたと思います。セレクションをすれば強いチーム作りも可能かと思いますが、一チームの監督が合格、不合格を付けるのは難しいです。選抜優勝を目指すにはこのあたりが今後の課題ですね。
 また、愛知を背負って戦うのにもかかわらず、親御さんの金銭面での負担も大きいです。隣県では遠征練習試合、大会参加、宿泊費等、ほとんど県協会からの補助金だけで済むところもあります。愛知県ソフトボール協会も今後考慮していただきたいです。
 今回、親交のある他県の代表監督から都道府県対抗の情報収集をし、練習量、練習日程、練習試合の相手等を考えました。その結果、おそらく愛知県ではかつてないほどの合同練習が出来たのではと思います。また、練習試合もプレ大会を除き、愛知県内の強豪高校にお願いをして試合させていただきました。
 他県代表監督から教えをいただいたことの一番は、県代表選手としての自覚と責任、プライドを持って大会に臨むという心の問題でした。7チームから集まった選手は顔見知りも多く、時にふざけ合い集中力を切らしたプレーを行い、頭を悩ませました。ただ、大会が近付くにつれ一つのチームとなり、優勝を目指して戦える雰囲気になりました。優勝、そして打倒栃木(超強豪)を目標にチーム作りをしましたが、6-0、7-1で勝ち上がった3回戦、その栃木県選抜に惜敗し都道府県対抗全日本大会は終わりました。選抜選手で作る都道府県大会は、選手の選考、起用法、体調管理など難しい面もあり苦労しましたが、是非次回も県代表チームを率いて戦いたいですね。
 
Q2:AICHI DREAM RASH 監督とし出場した第14回 全日本中学生女子ソフトボール大会について
A2:
夏の選手権はチームとしての最大、そして最終目標ですので、今夏に出場できたことは良い経験になりました(親御さんは金銭面での負担もきつかったと思いますが、あの時間を共有出来たことが今後の財産になると思っております)。全チームが単独チーム(多分)ですので、条件は同じです。今大会は2回戦で0-1のサヨナラ負けでしたが選手はいい顔をしていました。台風による2日間延期という事態にも負けず、あの雰囲気のなかで試合が出来た喜びを一生の宝にしてほしいです。サヨナラ負けの後の選手の涙にも感動しました。多分、負けたチームの中で一番号泣してましたよ。
 この経験は全国で戦うための戦力には何が足りなく、どのあたりを補強しなければならないのか、勉強になりました。出場することだけに意義があるとは思いませんが、出場しなければわからない事が山ほどありましたね。是非、来年もあの地に戻って戦うチームを作りたいと思います。

Q3:小学生女子チーム監督も経験されています。違いがありますか?
A3:平成16年から西枇エンジェルズで7年間(コーチ3年、監督4年)指導をさせていただき、その後、独立?して中学生クラブ・AICHI DREAM
RUSH (ADR)を平成23年から率いておりますが、中学生女子という思春期真っ只中の選手の心をつかむのは立ち上げる前には想像していなかったことですね。
 小学生は3年生くらいから入部してくることが多いんですが、このころはまだ、半分幼児(失礼)、半分小学生みたいな年齢です。遊びや冗談も交え楽しく指導することで信頼関係が築き上げられます。しかし、いきなり小学6年の卒業前や中学生になってからの出会いとなりますので、このあたりのところを早く築き上げることが一番の課題でしょうね。救いはソフトボールが大好きな選手が集まってくれていること。ここさえぶれなければ、いつかは心を開いてくれます。
 また、スポーツ選手としての自覚やマナー、人としての常識、勝利への追及など、指導することは小学生も中学生も同じですが、やはり小さな地域の選手だけではチームが成り立たない中学生クラブは結果もかなり重要視しなければなりませんね。そして、なんといっても高校への橋渡し。能力のある選手が強豪高校でも挑戦できるよう、道筋を用意してあげなければなりません。
Q4:今後の目標・課題をお願いします。
A4:もちろん、目標は秋、春の県大会を制して都道府県対抗全日本大会優勝、全日本中学生選手権優勝ですが、インターハイ出場選手、そして実業団選手を輩出することですね。もちろん人として立派な人になっていることが前提ですが。
 課題はやはり選手集めですね。それぞれのチームが努力している中で、うちのクラブを選んでもらえるような魅力あるチームを作っていきたいと思います。門はいつでも開いています。私たちと同じ志を持った方をお待ちしております。是非、体験・見学にお越しください。
  
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